当院では、安心して入院療養できる医療サービスの提供をするため、精神科に関わる機能を4つの病棟で対応しています。
精神科一般病棟は、精神障害のあらゆる症状に対して、患者さまそれぞれに合った治療を進めていく病棟です。急性症状の繰り返しや中長期にわたる段階的治療を必要とする患者さまを対象に、社会復帰を目指したリハビリテーションを中心に治療を行っています。
病棟紹介
病床数 | 2病棟(62床)、5病棟(70床)、6病棟(70床) |
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看護基準 | 15:1 |
病棟ごとに1日14人以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。看護職員のうち7割以上は看護師です。なお、時間帯ごとの配置は次のとおりです。
朝8:30~夕方16:30まで (日勤帯) |
看護職員1人当たりの受け持ちは7人以内です。 |
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夕方16:30~翌朝8:30まで (夜勤帯) |
看護職員1人当たりの受け持ちは35人以内です。 また、入院患者さま14人に対して1人以上の看護補助者が勤務しています。 |
開放病棟(2病棟)に併設された個室・2床部屋のみの専門ユニットです。薬物療法を主に、認知行動療法、集団精神療法、光療法などを併用しています。
また、ご家族からのご要望があれば、患者さまの治療環境や退院後環境がより良いものとなるように、ご家族と公認心理士・看護師・医師などで話し合いを行う機会を持つなど、チーム医療を行っています。
精神療養病棟は、主として長期的な治療・療養が必要な精神障害者の方が入院される病棟です。
精神療養病棟では、急性症状の段階的治療により症状が安定した患者さまや、長期入院による治療・療養が必要な方々が、家庭や社会に復帰できるように、日常生活指導や社会生活技能訓練(SST)などのセルフケア能力を高める療養プログラムを積極的に取り入れ、症状に合った様々な治療を行なっています。
療養環境の整った精神療養病棟での治療により、1日も早い患者さまの社会復帰と自立を支援しています。
病棟紹介
病床数 | 60床(1病棟) |
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精神療養病棟では、1日12人以上の看護要員(看護師・准看護師・看護補助者)が勤務しています。このうち5割以上は看護師・准看護師が勤務しています。なお、時間帯ごとの配置は次のとおりです。(有資格者のうち、2割以上は看護師です。)
朝8:30~夕方16:30まで (日勤帯) |
看護要員1人当たりの受け持ちは8人以内です。 |
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夕方16:30~翌朝8:30まで (夜勤帯) |
看護要員1人当たりの受け持ちは30人以内です。 |
心理的混乱の著しい認知症の患者さまに対して短期集中的な治療を行う一方、患者さまの喜びや生きがいを共有した、生活昨日回復訓練を行っています。認知症に伴う行動や症状を温かく見守ることで、問題行動を起こさなくて済む環境を目指しています。また認定看護師を配属しています。
病棟紹介
病床数 | 60床(1病棟) |
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認知症治療病棟では、1日16人以上の看護要員(看護師・准看護師・看護補助者)が勤務しています。
このうち9人が看護職員(2割以上が看護師)で、7人が看護補助者で勤務しています。なお、時間帯ごとの配置は次のとおりです。
朝8:30~夕方16:30まで (日勤帯) |
看護要員1人当たりの受け持ちは5人以内です。 |
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夕方16:30~翌朝8:30まで (夜勤帯) |
看護要員1人当たりの受け持ちは28人以内です。 |