当院での入院生活後の住居の一つとして、実際に地域での暮らしに近い環境で生活を送ることにより、地域の様々な活動にも参加しやすくなります。できるだけ制約を少なくし、入居者の希望や意思を尊重しながら運営しています。
入院が長くなると、病院の暮らしに慣れ、異なる環境へ移ることに戸惑いを感じる人もいますが、共同住居では、プライバシーの保たれた住居空間が整えられ、各自の思いで自由に時間を過ごせます。こうしたことが退院の動機づけに繋がっていくと考えています。
社会福祉法人 広島厚生事業協会 府中みくまり病院
主に当院を退院し、共同住居での生活を希望している人で、病状が安定しており、次の要件に該当する方を対象としています。
平成17年11月
木造モルタル2階建て。
A棟は男性3名、B棟は男性3名、C棟は女性2名が入居できます。
各棟とも共有部分として、食堂兼談話室・台所・浴室(電化)があります。
全自動洗濯機、電子レンジ、ポット、冷蔵庫を完備しています。
各居室はプライバシー確保のため施錠可能。食堂兼談話室にはエアコンも設置しています。